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バッドエンド・コレクター

タイトル :バッドエンド・コレクター 〜生命の音・零の魔王〜
サークル名:U-ROOM
ttp://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ125679.html

考えてみればおかしな話である。
単にエロゲーを作る/プレイするだけならなにもRPGである必要性はない。選択肢のあるノベルゲーで十分事足りる。
わざわざツクール製のRPGにするからには、RPGの骨子である戦闘にエロ要素を加えることで女の子(または男)が戦いながら犯される様を見られることくらいはできて当然なのではないだろうか?
それを導入せず、戦闘にエロ要素のないエロRPGはいくらでも存在する。果たしてその作品群は本当に、RPGでないといけなかったのだろうか?
俺は少なくとも、この作品においてはRPGこそが最適解だと思っている。

サークルU-ROOMの三作目…全く別の話である二作目を挟んで一作目の続編的立場でもあるこの作品は、総じてクオリティが高い。
エロ要素に関しては、陵辱もしくは絵が好みなら質、量共に満足できると思う。
戦闘システムそのものこそ目新しい要素はないものの、「陵辱された少女達の思念を使役して戦う」と言う編成とバリエーション豊かで自由度の高い装備システムで戦闘の戦略性は高い。
そして骨太のストーリー展開は厚さと熱さを併せ持ち、ただの陵辱エロゲの域に収まらない。


ある日、主人公の女子中学生朱音は悪魔を名乗るブロンド美少女に取引を持ちかけられ、辱められ陥れられた少女達の記憶を収集することとなる…と言ったところから話は始まる。
物語としては上記で軽く触れたように陵辱要素が強く、節々にコメディチックなやりとりはあるものの雰囲気は暗めだ。
だが、朱音は他人の不幸をおかずにして飯を食う忍空の悪役みたいな性癖を持つとても趣味の良い女子中学生であり、プレイヤーとその息子の心強い味方と言えよう。
もちろん美少女である彼女の濡れ場も大いに存在するし、彼女の性癖を知らない友人も選択次第では純潔の危機に陥ると言うわけだ。そういうところは王道である。陵辱ものの。

さて。
この作品…と言うかサークルについても俺は贔屓目に見ている節はある。
なにせ作品を追いかけ始めたきっかけが、作者が「ゴリッチュに影響を受けてツクラーになった」と発言したのを聞いたからなのだ。
確かに、作品をプレイしていると影響が窺える。が、似ている(似せた)点もあれば異なる(主に性嗜好が)点もあり、良くも悪くもゴリッチュとは別物と言えるだろう。
純粋にその作品と作者だけを語れよと仰る気持ちもわかるが、俺が話題にする以上ゴリッチュとの接点があったら言及は避けては通れないのだ。しゃーない。

まず似ている、もしくは似せているところ。
何よりも熱量の高い展開、それも主に中盤から後半の盛り上がりが挙げられるだろう。
今回紹介するバッドエンド・コレクターで言うと、立場故に行われようとする友人の凶行を止めるために一対一で対峙する場面はBGM、そしてノーマルでも頭を抱えるような難易度も相まって印象強い。
世界観が全く異なる前作「BLOODY VIRGIN」は「(エロRPGに)アニメーションが存在する」って聞いたのでてっきりえっちな奴だとばかり思っていたら度肝を抜かれた。そこ!? そこに力入れるの!?
前々作では特撮ヒーローじみた格好の二人が異空間でバトルをおっ始めたりと、独特のノリに共通点が見受けられる。
演出面や伏線の張り方、ミスリードの仕込み方も微妙に癖は異なるものの近しいものがあり、強烈なインパクトがありながらもそれだけではない奥深さを感じさせる。

一方で似てないところ。
U-ROOMゲーは話の理解度にさほど影響はないものの、哲学や思想に基づいた行動やメタファーが多く(設定資料集を見てビビった)、本気で読み解くと結構難解だ。
一方ゴリッチュゲーは、恐らく大して考えていない。いや作品間における繋がりを見るに考えなしで作っているわけではないが、小難しいことは恐らく頭にないと思われる。奴は演出で細かい点は誤魔化しきれると思ってる節がある(と思う)し、実際誤魔化しきれている。
それと、ゴリッチュだと半分以上を占めるコメディ要素だが比較するとU-ROOMゲーは控えめである。まあ、一般的に見ればそこまで徹頭徹尾シリアスというわけでもないが。
性癖もかなーり異なる。陵辱陵辱と何度も説明に出るほどにU-ROOMゲーは陵辱要素が多いが、ゴリッチュゲーはほとんど和姦ばかりだ。もっと言うなら、女性上位のMシチュがやたら多い。
ここらへんは本当に性嗜好の違いじゃないかな…。
U-ROOMと言えば、先ほどちょろっと「ノーマルでも苦戦する」と言ったように難易度設定が高めだ。
決してクリアできないレベルというわけではないにしろ、中々歯ごたえのある戦闘を強いられる。
ノーマルならまだレベル上げのごり押しでどうにでもなるが、MANIAだかBLOODYだかのモードになると中ボスレベルどころか下手したら雑魚までが本格的に殺しにかかってくる鬼畜仕様だ。
パーティー編成の自由度は高いため、戦略の組み立てに自信があるなら是非挑戦してみて頂きたい。

ゴリッチュの話が多く入ってしまったが、バッドエンドコレクターはこれ一本で十分楽しめる【熱血陵辱ゲー】だ。
残り時間僅かな30%割引セール、エロのみならずシナリオに拘ったRPGとしても面白い作品をお求めなら、是非ともお薦めしたい。
欲を言えば前々作「SILENT MAGIC」、オマージュ具合を確かめたいならゴリッチュゲーを先にプレイしていただきたい所だが、必須ではないので好みで。

言い忘れていたが少なくともエロの実用度で言うと完ッッ全にU-ROOMの方が上だと思います。
っていうか「こういう燃えゲー作るのはお前ゴリッチュの役目だろ!!」って言いたい。すごく。


そんな感じ。

>13 パイ乙クエストで検索してもヒットしなかったっす。
最初の方に出てくるそれっぽいサークルの事ならちょっと好みに合わないかなー…。
sage
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